どんな治療法があるの?
イサーク
ふくろう三賢者
軟骨無形成症の治療法は、患者さんの年齢やどのような合併症があるかなどによって、患者さんごとに異なってきます。
現在、乳児期から思春期までの患者さんに行われる治療には、次のような選択肢があります。
各治療法の詳細については担当医にご相談ください。
■ CNP類縁体治療
CNPに類似した構造を持つ薬剤を注射して行う治療です。
CNPと同様に、軟骨無形成症でみられるFGFR3シグナルの過剰な働きを 抑えることで、骨の成長を促します。
■ 成長ホルモン治療
成長ホルモン剤を投与する治療です。成長ホルモンは体内で分泌されるものですが、体の外からも投与することで、骨の成長を刺激します。
■ 四肢延長術
外科手術によって脚や腕の骨を伸ばす方法です。骨に切れ目をつくり、修復されるときの骨を、器具を使ってゆっくり引っ張ることで、少しずつ骨を伸ば します。